ざわブログ

アニメ、、ゲームなどを中心に、たまにほかのことについても記事にしていきます。ゆるく眺めてってください。

現代によみがえったハードボイルドコメディの金字塔

こんばんは、ざわ犬です。

 

金曜日にアニメを一本、紹介させてもらいました。

非常に楽しませてもらった作品だったため、結構な文量で書かせていただきました。

まずは少しでも記事を見ていただいた方々には感謝感謝です(´ω`*)

ありがとうございますね(*'ω'*)

 

それでは、本日の記事ですが、少し前に

「劇場版シティーハンター<新宿プライベートアイズ>」

を見に行ったのでそのことについての記事にしたいと思います。

 

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まず、シティーハンターについて簡単に説明すると、

新宿でスイーパー(基本的になんでも屋的な)をする主人公

冴羽獠が依頼人の依頼を次々と解決していくハードボイルドコメディー。

1985年から1991年まで週刊少年ジャンプで連載されました。

 

今回上映された劇場版はアニメ放送30周年記念作品として制作されました。

僕はテレビアニメ版を数話、コミックス版を数巻読んだ人間で、もちろん、世代の作品でないです。

 

感想についてですが、原作をそこまで知らない、

そこまで触れていなかった僕でも楽しむことができました。

また、当時の作風、空気を壊さずにしっかりと現代風の描写を取り込まれていることに感動しました。

 

それでは、これからこの映画のいいなと思っところなどを紹介していきたいと思います

 

[目次]

  •  シティーハンター伝統の物語構成
  • 雰囲気を壊さない現代色の追加
  • 世代を感じるが耳に残るBGM

 

 

シティーハンター伝統の物語構成

シティーハンターが公開されてから、

ネット上で感想についてのスレが立っていきました。

僕も映画を見た後に眺めていたのですが、

その中でとても印象的な分が書かれていました。

 

「今回の劇場版を例えるなら、ラーメンを注文するとババロアが出てくる時代の中で しっかりとラーメンが出てくるような良作」

 

という文がありました。

どういうこと?って思うかもしれませんが説明すると

現代、アニメの実写化、原作ありのアニメ化、

ひと昔前に一世を風靡した作品の復活作。

様々な作品が映画としてだったり、アニメとして制作されています。

 

アニメの実写化でけっこう多いと思うのですが、

ビジュアルが原作と少しかけ離れすぎていたり、実際に見てみたらコレジャナイ感的なギャップを感じることがあると思います。

しかし、今回のシティーハンターはそう言ったネガティブな感じを全く受けない仕上がりになってました。

 

シティーハンターの物語構成は基本的に

  1. 冴羽のところに依頼人(美女)から依頼が来る。
  2. 事件を追っていくと、徐々に依頼人が狙われる理由。隠された素性が発覚する。
  3. 依頼人をとらえようとする悪党を冴羽が成敗。
  4. 依頼は解決。話を締めくくる冴羽のセリフからエンディング

となっている。ちなみに今回の劇場版もほぼこれに沿ってます。

 

一見ワンパターンに感じるかもしれないが、この流れを基本的に崩さない。

この流れに沿って物語を進めるのはシティーハンターにとっての基本、スタンダードになっています。

 

また、4で記述している流れは「またぎ演出」として人気の演出かつ、

シティーハンターの代表的な演出とされています。

 

数十年ぶりに復活した今回の劇場版、長い歳月がたったのにもかかわらず、当時の流れを崩さないでしっかり作り上げたことによって、ファンが求めるシティーハンター像のまんまの作品にしあがったと思います。

 

・雰囲気を壊さない現代色の追加

冒頭で紹介しましたが、この作品は結構昔の作品です。

依頼を書くときは駅の掲示板の黒板に依頼を書くっていう描写が結構代表的ですが

今回の劇場版はみんなスマホを普通に使っていて、掲示板はAR機能を用いる掲示板になっていたりと、ところどころに現代の色を照らし出しています。

 

雰囲気や作風を壊さないかと公開前に少し心配したのですが、そんなことは全然なく、むしろとてもきれいに溶け込んでいました。

 

また、登場人物たちがしっかりと僕たちと同じ時代を生きている感じがして、過去のヒーローってイメージをいい意味でなくしてくれていいなと感じました。

 

しかし、シティーハンター特有のコメディパートはしっかりと昔の彼らと同様のノリでボケたりツッコんだりするので安心感があります(笑)

 

・世代を感じるが耳に残るBGM

いい意味で耳に残るBGMがふんだんに使われています。

エンディング曲で有名な「Get Wild」も聞きなれているのですが、やっぱり映像と合わさると感動で鳥肌が立ちました( ;∀;)

 

また、テレビシリーズで使われていた曲もたくさん聞けるので当時のファンならニヤッとできるし、良曲ぞろいなので聞いたことなくても耳に残る曲に出会えると思います。

 

 

以上が僕が思う今回のシティーハンターのいいところです!

このほかにも数十年ぶりに動く彼らを勇姿を見たり、みんなが仲良くしている会話を聞いたりできるなど、まだまだ魅力はたくさんあると思います。

 

ぜひ、シティーハンターファンの方も、僕のように世代じゃないよって方も

ぜひ触れてみてほしい作品です!!

 

※東京でならまだまだ上映はしているみたいです。あとノベライズ版も出版されてるのでこちらもどうぞ!

 

 

 

https://cityhunter-movie.com/?from__lower